2012年 12月 01日

12月『キャンペン』

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■『KIWIのミンクオイル』を購入すると、
”Kiri-Kiwi”の抽選に応募が出来る!
キャンペーンがあるらしいナァ。

 或る朝、
俺(スティーブ)は、出勤途中の馴染みのガソリン・スタンドで、
そんな”怪情報”を聞きつけた。

 「本当だろうか?!」
「急がねば成らない!」
「もう、始まっているのかも知れない?!」

 私の勤務する、”W.U.M.O.I.(水面未確認物体特捜班)”は、
不可解な「魚達の捕食行動の原因」を解明するべく、
数年来に渡って、「ブラック・バス」の生態調査を行って来た。
 時には、「人間工学」、時には「古代世界史」に学び、
現在「自然農法」と「栄養学」、果ては微生物調査も視野に入れた研究に、
日夜明け暮れている。
 

 時に、不当に上昇を続ける、”OIL価格”の謎、
”OIL供給源の仕組み”には、原因の一端を探る鍵が有るのでは無いか?
 その突拍子も無いが、ある意味では的を得た、「秘密の調査論文」に、
出会うの事は必然だったとも思われるが、その内容に関する疑念が、
我々の心奥深くに影を落とし、何かに衝けても気に掛り始めていた事には
間違いがない。しかし・・・。

 しかし、しまった。「OILとは、石油の事だと思っていた。」
まさか、”ミンクOIL”の事だったとはね・・・。厭きれたものだ。

 我々は、各々が楽しみに心待ちしていた、朝食の談笑のひと時と、
「全く瑞々しいオレンジ」と、「熱いブラックコーヒー」に別れを告げて、
急遽、街の『靴屋さん』へと聞き込みの調査に向かった。

 昨晩の盛り上がり過ぎた、パーティーの疲れと、
余韻とを引き摺りながら。

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 「あ~ん?Kiwi? 知らないねぇ。」
「おたく何? 靴のサイズは幾つ??」

 シラを切る、白髪混じりの初老の靴屋亭主。
足元を見れば、丹念に手入が成された、
(RED WINGのアイリッシュセッター)ブーツを、
これ見よがしに履いているではないか。
 
 15年は履き込まれたであろう、その靴底は、
上から見ても彼の”歩行の癖”が判る程に、
身体の外側に向かって偏磨耗をしている。
 きっと、他人がその靴を履き、舗道を歩こうとするならば、
真っ直ぐに進む事は、困難なのでは無いだろうか。

 しかし、”飴色”に良く磨き込まれている・・・な。
※(間違い無い、手入れに使用したのはkiwi社の「MINK OIL」だ!)



■「おやじ(亭主)さん、解かるよ。」

「辛いのだろう。早くその靴も、直してお上げなさい。」
「私には解かるさ、あんたの靴、
 いや、”靴底”も身体の1部、
人生の1部分だって言いたいのだろう?」
「心有る人は、皆そうさ。」

「靴を早く直して、・・・いえ、修理をして、
 自分の身体の歪みも、治してお上げなさいよ。」


 心を見透かされた店亭主は、右眉毛を吊上げ、
驚きを隠したその口元は、食事前の金魚の様に、大人しく開閉していた。
小刻みに震える、胸元ポケットの煙草を弄る白い手。
勿論、私が見逃す筈もない。

「おっと、煙草はマルボロかい?それともLUCKY STRIKE。☆」
「ハハハ、図星かな?」

 追い掛けたこの言葉には、完全にやられた様子だ。
(「この男には全てが解かっている、逃げられない。!」)
そう思ったに違い無い。


 「ところでだ。先程のキャンペーンの情報なのだが、教えてくれないか。」
「いや、もう判っているんだ。 簡単に確認を取りたいだけなんだよ。」
「期日と、その方法、そして特徴、それから・・・。」

「それから?」

「あなたもう、応募を済ませましたね?」
迷惑は掛けないから。

⇒次号急展開!続く!

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~いや、続かない。
たまには、こう言うんでイイかと、
遊んだだけだから。笑

**『(妄想) お問い合わせ』でした。
 工房長












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(カラー名:CEO)







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by high-five-info | 2012-12-01 21:02 | 工房日記


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