2013年 05月 05日
◇作品紹介 少年トミー(名;トミー・ナマケモノ)の家は、 家事の全てが電気仕掛け。 「起床→朝風呂→着替え→歯磨き→朝食→」と ”オートメーション化”されているのだが、 或る日、街に落雷があり、電力が止まってしまったからさぁ大変。 ”家事システム”が全停止してしまった。 電気が止まってしまった事を良い事に、 少年トミーは、4日4晩と寝続け、学校にも行かず。 5日目の朝、電力の復旧と共に、 とうとう腹が減って起き出すのだが、 次々に”家事装置の誤動作”に巻き込まれ・・・。 内容は少々、シュール・リアリズムでSFチックな絵本。 「便利な暮らしも程々にしておかないと、痛い目に合うよ!」 そんな風刺の効いた物語。 ↓(ここから私の所見) だがしかし、ガキんちょにとっては、 教訓とか、そんな事はどうでも良いのだ! 字とか面倒臭いのだ! 「家事オートメーション」の挿絵が、単純に面白く、 子供の”ものぐさ心”に火を着けて、 SF的で素敵な生活に憧れを抱いてしまいます! 夢の扉を開いてしまいます! その内に、「変な治具」や「変な装置」を器用にも編み出し、 楽に成った分、空想時間が増えて、変な所に懲り出したり、 更なる工夫を重ねて改良をしたり、情報収集をしたり、 素直に反省する事を覚え、研究熱心に成ったりします! 洞察力が鍛えられたりします!挑戦したりします! 効率や能率を考えたりします! 危険!禁書! そして、とうとう私は『家内製手工業?(工房空間)』の中で、 装置や作品・道具達と共に、器用に暮らしている訳である。? *(趣味の世界であっても、こう言う「カイゼン」部分何かは、 「ああ日本人なんだなぁ。」と感じる今日この頃。) 何を隠そう、この『ものぐさトミー』は、 私が小学校1年生(6才)の時に、 母親から買って貰った想い出の本だったのです。 「三つ子の魂百まで」とは良く言ったもので、 幼少期の刺激って、ずーっと続く物なのね。 関心しますな。 だからどうぞ皆さん、 子供と一緒に暮らしている方達は、 沢山の良い刺激を与えて、 また体験させてあげて下さいませ。 さて今日は『子供の日』。 どんなプレゼントするのでしょうか。 「子供達の喜ぶ顔が楽しみですねー。」 ※(トミーって富山君ぢゃ無いよ。)
by high-five-info
| 2013-05-05 04:36
| 工房日記
|
アバウト
カレンダー
以前の記事
2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
最新の記事
外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||